Sweet Halloween
「じゃあ、お母さん行ってきます。」 「気いつけて行くだよ。くれぐれもブルマさんとこに迷惑かけるでねえだど?」 「わかってるよ。行ってきま〜す」 「ただいまー。」 「あ、お父さんお帰りなさい。西の都に行ってきます。」 「あ?ああ」
「なんだ?悟天のやつこんな時間に西の都に何しに行ったんだ?」 「今日はハロウィンだからトランクスと一緒に『とりっくおあとりーと』するんだと。」 「なんだ?そのハロウィンとかとりっくおあ何とかって。」 「悟空さハロウィン知らねえだか?」 「今までうちではやったことねえよな?」 「んだな。まあ、西の方の習慣だでな。」 「ふーん。それで、どんなことするんだ?」 「ハロウィンってのは悪霊が徘徊する日だっていうんで、悪霊を寄せ付けないようにもっと怖い悪霊の仮装して騒いだりするんだべ。」 「騒ぐってどういう風に?」 「仮装してパレードしたりパーティするだよ。かぼちゃで作ったランタン飾ってな。一種のお祭なんだべ。」 「祭かあ。」 「悟飯もまだ帰ってねえけど、そのハロウィンてやつか?」 「んだ。悟飯ちゃんもビーデルさんの所のハロウィンパーティだべ。学校の友達と一緒にお呼ばれしてるんだと。」 「ミスターサタンのとこか。」 「んだ。」 「そっか。」 「じゃあ、とりっくなんとかってのはなんだ?悟天のやつ、トランクスと一緒にやるんだろ?組み手みたいなもんか?」 「全然違うだよ。ほんと悟空さは戦うことと食べることばっかりで。」 「じゃ、なんだよ。」 「『とりっくおあとりーと』ってのはだな、ハロウィンの夜に、子供達がお化けの仮装をしてお菓子をねだって歩くだよ。 「お菓子!貰えるのか!」 「子供達はな。」 「オラにはお菓子ねえのか?」 「ん、もう何言ってるだ。悟空さは子供じゃねえべ?」 「お菓子〜」 「それに、うちではハロウィンはやんねえだよ。」
「『何かくれないと悪戯しちまうぞ』」
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「悟空さ、欲しいのはお菓子なんだべか?」 「…さあな?」 |
「僕は今日昼のパーティだから、夜には帰るって言っておいたのに!」 |
孫家ハロウィン妄想。絵だけ見たらハロウィンでも何でもない(笑)
いくつになってもラブラブ。
むしろいい年だからこそつき抜けちゃったバカップルの方向で。
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